受験勉強でやってはいけないこと3つ【失敗したからいえます】
受験勉強しているけど不安。
これでいいの?
今受験勉強のまっただ中で、不安を抱えている人も多いと思います。
勉強のたいせつさはわかっている。でも、集中できない。
このままじゃいけないことはわかっているけど・・・。
何かいい方法はないの?
そんな方へ向けての記事です。
内容は「これやるな」。
受験勉強において、「やってはいけない3つのこと」をあげています。
何がいいのか、何をすればいいのか、で悩む前に「やってはいけないこと」を知りましょう。
いわゆる「やらないことリスト」です。それを知ることで「やるべきこと」も明確になってきますよ。
- ・受験勉強でやってはいけないこと3つ
- ・受験に失敗した経験者だからいえること
- ・受験勉強の意味について
- ・勉強しなくちゃいけない内容が無意味と思っている人へ
- ・受験勉強は無意味ではなく良き訓練の場です
・受験勉強でやってはいけないこと3つ
あれもこれもと手を出す
受験勉強は不安がつきものだといってもいいでしょう。不安ばかりが頭をよぎります。
この参考書でいいのかな????この問題集は良くないのでは???
そんな理由をつけては中途半端なままで投げ出し、別のものをやりはじめる。
またしばらくすると、それも投げ出し、新しいものに手を出す。
こんなことをやっていては身につくはずがありません。当然成績はあがりませんから、ますます不安で悪循環に入っていってしまいます。
まずは1冊を完璧に仕上げることが重要です。
成果が上がらない勉強法をやり続ける
勉強は「やり方」が大事です。自分に合った勉強法を見つけましょう。
巷にはさまざまな勉強法があります。それには一定の効果があると期待されます。
まずはやってみましょう。ですが、ある程度の期間やってみて効果がないとわかったらやめてしまいましょう。
何でも「タイプ」というのがあります。Aタイプの人がすすめる勉強法は、 Aタイプの人に効果があります。 Bタイプの人には効果がありません。少なくともうすい。 Bタイプの人には、同じく Bタイプの人 がすすめる勉強法が合っています。それを見極めましょう。
かえるべきは参考書や問題集ではなく、「勉強法」です。
自分に合った勉強法みつけよう
実はやった気になっているだけ
いっぱい書いてみたり、教科書にいっぱい線を引いてみたり。たくさんマーカーをつかったり。
体力をつかって少し疲れる。
なんとなくやった気になるんです。でもそれ、本当にやった気だけです。
実は身についていない。
今勉強したことを理解できたのか、記憶できたのか、そこをチェックしましょう。
今やったことなんだから、できてあたり前だろうという人もいるでしょう。その人はまだいいのです。
本当に今やったことができないことがあるんです。つまり、やった気になっているだけなのです。
うわの空で授業に出ているのと同じです。
ちゃんと身についているかチェックしましょう。
・受験に失敗した経験者だからいえること
受験勉強でやってはいけないこと3つ
① あれもこれもと手を出す
② 成果が上がらない勉強法をやり続ける
③ 実はやった気になっているだけ
この3つをすべてやっていたのが、この記事を書いている本人です。
このようなスカスカの勉強法を何年も繰り返していただけでした。
それなのにぼくは、どうして成績が上がらないのだろうと悩んでいました。
今振り返ってみれば成績が上がるはずがありません。志望する学校の受験すらできませんでした。
ぼくが受験生のころはよく「書いて覚えろ」という指導がされました。だからぼくも一生懸命に書きました。何度も何度も。
ところが、成果が出ない。
ならば方法を変えなければいけないのに、それをしませんでした。書いて覚える方法も合っている人がやれば成果が出るのでしょう。
そういう指導をする先生も多かった。ぼくはそれを鵜呑みにし、ひたすら繰り返してしまいました。
言われたことをひたすら守り続けることが、まじめに取り組むことだと思い込んでいました。
今思えば何やってんだよ!!!!と呆れるのですが、当時は気持ちが焦るばかりでそんなことを繰り返していたのです。
これだけ書けば“受験勉強でやってはいけないこと3つ“がいかに駄目かわかると思います。1つでもやっているのならやめましょう。
・受験勉強の意味について
受験勉強をしている気持ちの片隅にはこんなものがありました。
受験勉強は役に立たない。
こんな勉強をしても意味はない。
それを理由にして、勉強から逃げていたのも事実です。
失敗の最大の原因 そもそもの逃げ腰だった。
では、受験勉強に意味はあるのでしょうか。
受験勉強どころか、学校教育にはもう意味はないという意見があるのも知っています。(暗記しかやっていない教育にもう意味はない。そんなものはコンピュータや機械がやればいいのだから)
結論は、意味はあるです。
受験勉強をしようと取り組んでいる人にとってはという条件つきですが。
受験勉強に取り組み、結果を出すこと自体に意味があるということです。
何かに取り組み成果を上げる。それが求められる。
人生はその繰り返しだからです。
受験勉強をしている方もいずれは働きます。
そうやってお金を稼ぎ、それで生活をしていきます。お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん。みんなそうやって暮らしてきたのです。
お金を稼ぐためには、仕事で成果を出さなければその仕事を失うことになります。
それがわかっているからこそ、誰もが成果を出そうとするわけです。
成果とは、要求に答えることです。
お客さんから、「〇〇で困っているからいい解決法はないか」。
上司から、「売上を増やすためのいい方法はないか」。
会社の同僚から、「社内の△△についてそちらの部署でいい対策をとってもらえないか」
このような要求(このような問題ともいえる)に対して、相手が満足する成果を出さなければいけないわけです。
そのためにはいろいろと調べる、どうすればいい結果が出るのかを考えて、やってみる。
受験勉強もこれと同じです。
いい成果を出しから、いい学校に入ることができるわけです。
仕事でイメージできないのであれば、野球やサッカーに置き換えてみましょう。
プロになることができるのは、間違いなく学生時代に野球やサッカーでいい結果を出した人ですよね。
・勉強しなくちゃいけない内容が無意味と思っている人へ
受験勉強の大切さはわかってるよ。
でも、この勉強しなくちゃいけない内容が悪すぎないか???
古典なんて古い言葉を覚えて何の役に立つの?
数学は?因数分解とか大人になってから使うの?
すごくわかります。
でもね~。これはどうしようもないことです。というのも、どんな試験をするのかを決めるのは相手側だからです。
これも受験勉強に限りません。
サッカーのプロになろうとした時、テストを受けるとします。そのテストの内容を決めるのは受ける側ではないのです。
「そんなテスト意味ないだろう。」
と文句を言ったたところで、「だったら受けるな」と反論されて終わりです。
仕事だってそうです。
必ず会社に入るためには試験があります。面接だって試験です。そこで何を試験とするのか決めるのは会社側なのです。
どこかに入ろうと思ったら、相手が決めた試験をクリアする必要がある。世の中の鉄則です。
・受験勉強は無意味ではなく良き訓練の場です
受験勉強は、将来いい仕事ができるようになるためのいい訓練なんです。
どうすれば成果が出せるのかをはやく経験できる場なんです。
・成果を出すためには、弱点を知らなければいけない。
・克服する術を知らなければならない。
・闇雲にやっても時間の浪費です。適切な努力というのが必須です。
・それが何なのかを知るための試行錯誤も必要です。
本当にやりたいことがある人はそれをやりましょう。それは野球でもサッカーでも、ゲームでもいいです。
プロゲーマーになりたいのであれば、それをやればいい。興味のあることはなんでもやってみればいい。
でも、そうではなく受験勉強をやると決めたのならば、それをやりましょう。いずれは誰もが成果を出さなければならない状況になるのです。
だったら早めに経験値上げといた方がいいですよね。そう思って取り組んでみてください。