恐怖 網膜剥離の症状 すぐに病院へ
今回は緑内障の番外編といいますか、
入院したときに、あとから同室となった方のエピソードを書きますね。
その方は網膜剥離で入院でした。
入院までの話.
これがホラー映画のように恐ろしい。
年齢は60代でしょうか。
とても体格のいい方でした。
朝からなんとなく目に異変を感じていたそうです。
ですが、その日は家族で温泉旅行を計画していたそうなんです。
みんな楽しみにしているのだし、予約してあるし、と旅行に出かけました。
なんとなく、おかしいなと思いながらも家族との楽しい時間を過ごします。
大きな変化を感じたのは、ちょうど温泉につかっていたときだそうです。
目の中の水位が上がる
そういってました。
目の下あたりになんとなくあるように感じていたものが、徐々に、徐々に、
水かさを増していく。
この異常な状況を想像してみてください。
すぐに旅行を取り止め、病院へ。
網膜剥離と診断され、緊急手術となったそうです。
一体何が起きていたのでしょうか。
この方が見たものは何だったのでしょうか。
網膜剥離は字のごとく網膜が剥がれてきてしまう病気です。
ですから、徐々に網膜が剥がれてくる状態が、
目の中の水位が上がってくるように見えたのではないかと推測されます。
中高年者の場合:加齢による硝子体の変化
眼球の内部は「硝子体」という無色透明のゼリー状の組織で満たされています。年とともに硝子体は少しずつサラサラした液体に変化し、ゼリー状の液体の中に 空洞ができ(液化変性)、その容積が減ってきます。硝子体の液化が進行すると、硝子体と網膜が離れてすき間ができます。この現象は加齢変化による生理的 なものです。硝子体と網膜が強く癒着(ゆちゃく)している場合、または、網膜が弱くなっている場合には、収縮する硝子体に引っ張られるかたちで網膜が引き裂かれ、亀裂や穴ができることがあります。 (池袋サンシャイン通り眼科診療所より引用しました)
硝子体が加齢により液状化してくるとありましたから、その液体がわずかな網膜のはがれになだれこんだものが、そのように見えたのかもしれません、
経験者の貴重な証言ですので、知っておいた方がいいのでは思いと思います。
もっと詳しく知りたい方は上記のサイトの記事を読んでみてください。