入院準備 失明の可能性
今回は「緑内障」について書きます。
以前に書いた 緑内障 手術へと向かう の続きです。
手術の準備
手術をすることが決まりました。
それにともない、約10日感の入院が必要となりました。
で、それで終わりというわけでなく、
その後も安定するまでは通院を続けなければならないということでした。
話し合いの結果、5月の連休明けということになりました。
職場にもその話をして、承諾を得ました。
手術をすることになり、そうするとそれ用の検査というものを受けます。
今までやったことのない検査をいくつかしたと思います。
その中には目の細胞の数を数えるなどというものもありました。
それを聞いたときは一瞬驚いたのですが、そのときに改めて自分の体は細胞の塊であることに気付かされました。
他にも健康診断のようなこともしました。血液検査や検尿。
肺のレントゲン。
ちゃんと手術に耐えられる体力があるのか。
感染症などにかかっていないかのども調べます。
手術をするわけですから出血をします。それがきっかけでの院内感染などにならないために、そういう検査も必要なんですね。
自分の生活としては、緑内障の治療の目薬に加えて、手術をするための殺菌の目薬が追加になりました。
あとは、風邪などひいてしまって手術が受けられなくなることがないよう、十分に健康管理するようにとのことでした。
入院の準備
入院が近づくとすると係の人からそれについての説明を受けました。
20分程度のDVDも見ました。
パンフレットをもらい、入院生活をするために準備しておくものがいくつもあることを知りました。
その中には、こんなものまで!?と驚かされるものまでありました。
タオルや歯磨き、コップ、箸などです。
病院はホテルではないのです。
こういったものは自分で用意していかなくてはいけません。
(このあたりは、病院によると思われますので、確認してください。
また、病院内には売店がありますので、そこで買うこともできます)
失明の可能性をきいた
手術を前にして、ぼくは気になっていたことを医師に聞きました。
失明についてです。
緑内障は失明の原因第一位です。
すると医師はそれほど心配することはないと答えました。
失明するといってもずいぶんと先の話になるということでした。
緑内障は少しずつゆっくりと進行する病気です。(だからこそ気づきにくい)
徐々に視野が失われていくのですが、中心となる部分はかなり強いそうです。
もし失明ということでも10数年先のことになる。
そしてそれは発症に気づかなかった場合。
すでに治療をはじめており、手術もするわけで、
その可能性はかなり低くなるということでした。
それを医師にいわれたときには、「何だ。そんな先のことかよ」と安堵したものです。
で、ここからが重要な話しなのですが。
今現在、そのときに医師が失明するだろうといった年齢にぼくはなっています。
ぼくは失明しておりません。
もし最初の医師が緑内障を見逃していたら?????
ぼくは今頃失明していたかもしれないのです。恐ろしい話です。
医師というのは患者の先々のことまで考えて治療をしているのです。
日本人の平均寿命まで現在の視力が保たれていることを目指しているそうです。
皆さんの中には今後なんらかの病気にかかる人がいると思われます。
信頼できる医師を見つけて、前向きに治療をすることをオススメします。