緑内障 入院当日
今回は「緑内障」について書きます。
以前に書いた 入院準備 失明の可能性 の続きです。
はじめての入院
いよいよ、入院の日となりました。
10時という時間の指定がありましたので、それに合わせて手続きをします。
入院するときには入院用の窓口というのがありますので、そこへ行きます。
手続きを済ませ、病棟へ。
すぐに身長と体重を測定したのを覚えています。
手首にバーコードが入ったリストバンドをします。
その後は担当の人が一人ついて、施設の使い方を習いました。
入院時の身の回りのお世話というと看護師さんがすると思っている方もいるでしょうが、そうではありません。看護師さんはあくまでも、医療行為をする存在です。
そうではない部分のお世話(食事の配膳や、お茶の準備、病院着の用意などです)をする方がいますので、その方を頼りにするといいでしょう。とても親切にしてくれます。
はじめての病院食
一旦ベッドに戻り、するとまた別の人が来ていろんなことをきかれ、その人が行ったと思うとまた別の人が来てといった具合に、慌ただしいものです。
あっという間に、昼食の時間となりました。
ベッドに食事が運ばれます。
はじめての病院食です。
どんな物が出るかわからないけど、まさかカレーライスとかは出ないでしょ。
と思いこんでいたのですが、いきなりカレーライスでした。
味も普通。
病院食というとマズイ。というイメージがあったのですが、そんなことはまったくありませんでした。昼食の時間にパッと入って、手軽に安く食べられるお店をご存知の方も多いと思いますが、そんなお店の味です。
手術の説明
昼食のあとは、頭痛がひどくなってきてしまいましたので寝ることにしました。
実は、眼圧のコントロールが上手くいかず、頻繁に頭痛が起きていました。
高眼圧のために角膜が濁り、右目は真っ白。霧の中にいるような状態です。
左目だけで生活していました。
適切な時期に入院をすることができたと思っています。
夕方くらいになると看護師さんが呼びに来ました。
明日する手術の説明です。
医師から模型をつかって、目の構造のことからはじまり、何がどうなって、それをこうするとこうなるみたいなことをきき、ざっくりですが理解できました。
眼圧が高くなる原因は、目の中で作られる房水の排出がうまく行っていないのが原因。
水風船に水を入れすぎてパンパンにしてしまっている状態。
だから排出がうまくいくように経路をつくってやる。そんなことだったと思います。
目の手術をするための準備
目の手術をする前には実はこんなこともします。
まつ毛のカット。
毛というのは手術にとっては邪魔な存在。だから看護師さんに切ってもらいます。
その事実にびっくりされる方もいると思います。
ええ!!!まつ毛がなくなっちゃうの????
大丈夫です。毛ですから、カットしてもまた伸びて来ます。
ちゃんと以前と同じくらいん長さまでのびます。
目から水を入れる検査。
目から水を入れて、それが口までいくかを調べることをします。
口と鼻はつながっているというのは、みなさんもご存知のことでしょう。
実は目もつながっているんですね。それは思いあたらないのではないでしょうか。
横になり、看護師さんが目に少量の水のようなものを入れます。
少しすると、喉の奥の方に何かが伝わって来るのを感じるはずです。
あまり経験したことのない感覚です。
鼻うがいというのをしたことがあるのならば、それに近いと思います。
だいたいそれくらいのことをして一日目が終わります。
明日はいよいよ手術です。