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親の言うことは聞いてはいけない2つの理由【失敗の法則】

親の言うことはきくな
 


親の言うことを聞いてはいけません。

はじめに断っておきますと、これは小学生や中学生に言っていることではありません。人生の進路を決めようとしている人、成人を迎えようとしている人に向けている記事です。



これからどのような道へと進むべきか。どんな業界で仕事をしようか、そう考えている方へ。

強く言っておきたいことがあります。それは。

親の言うことを聞いてはいけません。失敗の法則に巻き込まれてしまいますよ。



親が言うから

親のいうことは間違っていない

親は自分の味方だから、その親が自分にとって悪いことをいうはずがない

親は自分よりは人生経験豊富だから、自分が判断するよりは正しい判断ができるはずだ

そう思っている方は要注意です。

親はありがたい存在です。

あなたのことを私欲なしで考えてくれる存在は親しかいないでしょう

ですが、そこに大きな落とし穴があるのです。


らしい。という話ではありません。この記事を書いているぼくが証人です。

実際の経験から、何故いけないのかを書いていきます。


 

親のいうことはきいてはいけない2つの理由【失敗の法則】

1・親のアドバイスは古いから【失敗の法則】

誠に残念なことなのですが、親のアドバイスというのは古いんです。あなたと親の年齢差分古いんです。

親は自分の常識、知識、経験を基にアドバイスをしてきます。かりに30年としましょう。

つまり、親がいっているのは30年前の成功パターンです。それが現代に通用すると思いますか?

通用しません。何故ならば、30年前になかったものが存在しているからです。おのずと人々の生活は変化していきます。

30年前はあなたの身の回りにあるものが、なかったんです。

30年前だと難しいのなら、10年前でもいいですよ。10年前にはなかったもの。あったけど、一般に普及していなかったもの。

その代表格はスマホです。みんなが持っていて、普段からずっと使っているスマホ。これが世の中に登場したのが、2007年です。Apple社が初代iPhoneを発表したのが2007年なんですよ。その後普及していったものなんです。ざっくりいって10年前はみんな持っていなかったんです。

スマホがない生活が考えられますか?

10年前ですらそうなんです。ですから、30年も前となると・・・。・・・・。・・・・。

想像しなくていいですよ。もうわかんない世界ですよね。

それそれ。そのもうわかんない世界ということ。親ってその世界の人です。

親のアドバイスは危険といってもいいでしょう。

2・自分で考えていないから【失敗の法則】

親のいうことは聞くという行為は、親に考えることを委ねているといってもいいでしょう。自分で考えることを止めている。

本当にそれでいいのでしょうか。

親のいうことを聞くというのは、親の指揮のもとに自分が動いているということです。

本当にそれでいいのでしょうか。

さらに問います。人生は誰のものなのでしょうか?あなたの人生の責任者は誰ですか?

親は自分を育ててくれた人だから。

親だけは自分のことを本当に考えてくれる存在だから。

それはいい。その気持ちでいることは悪いことではありません。

だから親のいうことをきく、という発想が間違っているんです。

親はあなたのことを思ってアドバイスをしてくれます。「思い」はしっかりと受け止めればいいでしょう。ですが、「内容」は古く使えないものです。だから、「思い」と「内容」を切り分けて考えるわけです。

それと同じように、あなたの親への「思い」はあっていいんです。ですが、それと「人生の選択」は切り分けて考えるべきなんです。

自分で考えましょう。


親の言うことを聞いた奴の体験談

なぜこんなことを書いているかと言うと、ぼく自身がそうだからです。

「親が言うから」それを理由に決定してしまった。

とっくに古くなって時代に合っていない道を進んでしまったんですね。

斜陽産業への就職です。

斜陽産業というのは、今現在に求められていないからこそ斜陽産業になっていくのです。

求められていないから、売上が上がらない。

売上が上がらないから、仕事がない。仕事がないから成長できない。

かつて良かった時代のやり方に固執している。(←親のアドバイスが古いと直結した問題です)

固執しているから、変化を嫌がる。

他にもいろいろありますが、こういった状態に陥ってしまいます。

ぼくは、あなたにそんな人生を送って欲しくない。

「親のいうことを聞くこと」が「正しいこと」だと思っている方。

それって「親のいうことを聞かなければならないと思いこんでいる」といってもいい状態です。

・精神的に親に依存している                               
・精神的に親に支配されている

危険な状態です。



どうすればいいのか

1・まずは認識しよう

ここまで読んでくれたあなたは、認識してくれたはずです。そうだったのかと気づくことですね。

それものすごく重要です。何故かと言うと、気づいたからこそ「どうすれば?」という思いに至っている。今のあなたの状態です。

気づいたこと・認識したこと、それで一歩前進していますよ。

2・親から距離を置こう

一番効果的な方法は親から離れることです。実家を出ましょう。進学や就職をきっかけとして出ていくのが手っ取り早いですね。

それでも頻繁に「心配だ」を理由に連絡が来るようなら、「電話なら出ない」「メールの返信をしない」など、接触回数を減らしていきましょう。

まだ家を出られない状況も方もいるでしょう。その場合でも、心のなかで距離を取ることです。心の中に「防護壁」をつくるんです。自分と親とは違うとはっきり区別しましょう。そして、客観視です。「自分とは違う考え方をする人だ。この人はこういう考え方をする人だ」そう思って巻き込まれないようにしましょう。

それは悪いことではありません。やさしいあなたは、そんなことをしたら親がかわいそうだと思っているかもしれません。でも、それこそが、親の人生を生きてしまうということです。あなたはあなた自身の人生を生きていかなくてはいけないんです。あなたの人生を生きる手段だと考えてください。


3・自分の考えを持とう

自分の考えがないから、親のいうことを聞いてしまうということがあります。考えることを放棄してしまって本当にいいのでしょうか。これができていないと、親だけでなくいつまでも他人に依存した人生を歩むことになってしまいます。自分の人生なのにそれを他人任せにしてしまうって嫌じゃないですか。

ここからは「自分の考えを持つ」方法をいくつか紹介しますね。

① 憧れている人がいるのならば、その人の考え方を学ぼう

あなたが憧れている人はおそらくは成功している人です。つまり現代に求められている人なんです。その人から学ぶのがいいでしょう。今はTwitterなどで発言する人も多いです。その人がどんな考え方をするのかずっと見ていって、できそうなことから取り入れていきましょう。その方がブログをやっていたり、本を出しているのならば、考え方がまとめられていますからさらに有効です。

② 2つの視点で考えよう

「内部環境」と「外部環境」の視点です。要は、「自分」と「世の中のこと」です。自分の好きなこと・できることって何だろうと考えることです。それと同時に世の中のことも見てみましょう。何が起きているんだろう。何が流行っているんだろうでいいです。流行っているのはみんなが求めている証拠です。どうして流行っているのかまで考えるととてもいいですね。

③ 3つの視点で考えよう

「好き」「なりたい」「得意」。これらの視点から自分の方向性を見つけていくことも大事です。

2つの視点とか、3つの視点とか書いたのは「思い込み」を減らすためです。色んな角度から見てみるって大事です。でも5個も6個もって難しいですよね。何が何だか分からないことになる。だから2つ・3つの視点から見ていきましょう。

④ やりたくないことを考えよう

2つの視点とか3つのとか難しいわ!!!という人は、「やりたくないこと」を考えてみるのはどうですか。これは嫌、これはやりたくない。それをいくつか上げてみるんです。そうすることで、大きな枠ができあがりますよ。あなたが求めているものをつかみとる道具として機能してくれるはずです。



まとめ

親のいうことを聞いてはいけません。それは【失敗の法則】に巻き込まれる行為です。

理由①古いから
理由②自分で考えていないから

対処法①親とは距離を置こう
対処法②自分の考えを持とう



親の言うことを聞かなければならない。

そう思っている方は、すでに危険な状態かもしれません。

精神的に親に依存している。精神的に親に支配されている。



参考文献『ストレスフリー超大全』樺沢紫苑著。p120~126。ここの数ページに書かれてあることが、強く導いてくれました。

興味のある方は読んでみてください。