緑内障 手術へと向かう
今回は「緑内障」について書きます。
以前に書いた 点眼薬での限界が来た の続きです。
すぐに手術と思ったら
いわゆる小病院(クリニック)で一年以上治療し、その医師の判断で大病院への転院となりました。検査結果や薬のことが書かれた紹介状をもっていったわけですので、すぐに手術の話になると思っていたのですが、そうではありませんでした。
再度、こちらでも検査をするということでした。
クリニックですでにやった検査を、転院後もまたするというので
え!?とは思いました。
いい見方をすれば、同じ検査をすることで、
その結果の正確性を確実なものにできるということでしょうか。
悪い見方をすれば、検査をすることでお金が取れる。
結局週に一回ペースくらいで通院して、一ヶ月くらい経過したあとに、
手術ということになりました。
セカンド・オピニオン
緑内障の手術をすることになった話を一応親に報告しました。
ぼくとしてはやるならはやくやってしまいたいという気持ちでした。
頭痛がひどく、飲み薬の副作用もありましたので。
親は心配して、動揺もしたようでした。
知り合いのつてをたどって、緑内障のこと、手術のことを調べたようです。
その結果、近所の市民病院に緑内障で有名な医師がいることがわかりました。
その人の意見をきくことを勧められました。命令に近かったと思います。
当時ぼくは仕事の都合で地方にいましたので、急遽帰省することになりました。
処方されているすべての薬をもって、その医師のところへ行きました。
(こういう場合は、薬そのものか、もしくは処方されている薬が記録してあるお薬手帳を持っていきましょう。薬の名前を覚えていても、そのあとに続く〇〇%までを覚えている人は少ないでしょう。この〇〇%が重要だそうです)
市民病院の医師が下した結果は、
「フルコース。つまり、できることは全部やってある。
これで駄目なら手術しか方法はない」
こうして、ぼくは右目の手術をすることになったのです。
みんなが手術になるわけではないですよ
緑内障だと診断されてから、おそらく一年以上してから手術ということになりました。
あくまでも、ぼくの場合はです。
くれぐれもいっておきますが、
緑内障になってしまった人がすべて手術をしなければならないわけではありません。
基本的には点眼薬でなんとかなるようです。
レーザー治療もあるようです。
(ぼくは10年以上の緑内障患者ですが、このレーザー治療はしたことがありません。
ぼくの場合は眼圧が高すぎて、むしろ逆効果になるという判断がなされたようです。
その患者の状態に合った治療というものがあるわけでして、レーザー治療も効果がある人はいるようです)
大切なことは、点眼薬が処方されているのならそれを忘れずに続けることです。
医師は点眼を正しくしている前提で診断します。
しているはずの薬で効果が出ないとなると、薬を変えようという判断がされてしまうこともあるようです。
自分がサボったばっかりに、医師の判断の邪魔をする。
これって治療をしている意味がないですよね。
ぼくも治療をはじめたころは点眼薬をよくサボってました。
右目が霞んで見えなくなってしまっているのに、
「酔っ払っているからかな?」とのんきなことを考えていました。
もっともっと、まじめに点眼薬をしていたら手術は避けられたかもしれません。