消滅とは? 空港におけるクローズドサークル 推理合戦
本日紹介します小説は、恩田陸さんの『消滅』です。
相変わらず、恩田陸作品を読んでおりますし、
今回読んだ『消滅』もとてもおもしろかったので、
まだまだまだ、読み続けることになりそうです。
いつもならば、ここであらすじを書くのですが、
今回は趣向を変えてみます。
実はこの一週間くらい
ぼくが本作を読みながら思ったりしたことをちょっとずつTwitterにあげていたのです。それをまとめて記事としようという試みです。
これから読む小説『消滅』。
— とーひー (@toohii01) 2021年3月9日
ぼくはなるべく事前に情報を入れずに読み始めるのが好きなのです。だからこれがどんな話なのか、まったく知らない。
「消滅」。何が消えるのかな。人? 街? pic.twitter.com/dO2tRHDAy9
ラーメン食いてえ。みたいなことからはじまる小説。
— とーひー (@toohii01) 2021年3月9日
恩田陸さんの『消滅』。
空港でトラブルが起きてることが、幾人もの登場人物を介して語られている。
まだまだ序盤も序盤。
まさかラーメンが消滅する話じゃないよね。 pic.twitter.com/GNjDrVgwrM
他人に何故か「怪しい」と思われてしまう人出てきた。
— とーひー (@toohii01) 2021年3月12日
どこの国の空港に行っても必ず入管と税関で止められる男。
果たして彼は、今回も止められるのかどうなのか??? pic.twitter.com/vvJsuLBymV
恩田陸さんの『消滅』から。
— とーひー (@toohii01) 2021年3月10日
海外をあちらこちらと旅をしている人から見ると、日本ほど「掃除」に熱心な国はないらしい。掃除に強い「意義」を感じているのではないかと思うほどらしい。
サッカー選手のロッカー掃除の話もあるよね。
今読んでいる恩田陸さんの『消滅』。
— とーひー (@toohii01) 2021年3月12日
デザイナの男が出てきて、いろんなデザインをあれやこれやと思い受けべるところおもしろい。
つーか、それを書いている恩田さんがアイデア豊富なんだよな。 pic.twitter.com/Qmw8WJKthX
おっ。シャーロック・ホームズみたいな人登場。
— とーひー (@toohii01) 2021年3月12日
他人の職業を見事に言い当てた。
今後事件が起きて、彼が探偵役となり解決へと導くのでしょうか。194cmの長身。
何故かイメージしたのは斎藤工。 pic.twitter.com/hNcXGUa24I
今読んでいる恩田陸さんの『消滅』。
— とーひー (@toohii01) 2021年3月12日
空港の話なのだが、犬が出てきた。どこから来た犬?
飼い主はどこ?
ふと昔同級生が言っていたこと思い出した。
そいつは空港に勤めていて、犬が入って来ないように見張っているのが仕事だと言っていたな。
主要メンバは、エンジニア・怪しいと思われてしまう男・
— とーひー (@toohii01) 2021年3月14日
デザイナー・医療系の女・ホームズみたいな奴。それぞれの視点から物語が語られる。これって、群像劇だよね。
最後にそれがひとつにまとまるやつ。
大好物!!! pic.twitter.com/t26dXxqkaU
空港で、日本に帰国した人々。
— とーひー (@toohii01) 2021年3月14日
そこに通信障害と台風。
それによって足止めを食らってしまう話かと思ったら、
どうやらそれだけではないらしい。 pic.twitter.com/3cRQqK2T5h
うわっ。とんでもないの出てきたぞ。
— とーひー (@toohii01) 2021年3月14日
と、思っていたらまた別のとんでもないの出てきた。
これはそういう系の話でもあるのね。
よく見たら帯に書いてあった。
これが書かれたのが2013年。
新聞小説だったのですね。
こんなのが載っていたら毎日が楽しみだなあああ。
「読売」だけど。 pic.twitter.com/DeuIMKW45y
この小説、本質の謎に迫る部分がおもしろさの肝ではあるのでしょうが・・・。
— とーひー (@toohii01) 2021年3月14日
それとはあまり関係ないように思われることをそれぞれが考えるところがまたおもしろいのです。
菌と紛争。完全情報ゲームと不完全情報ゲーム。
新しいタイプのアイドル。ギャンブルとは。など。 pic.twitter.com/YZJTx7usWl
本日14時から15時のあいだに到着する国際便に乗っている日本国籍を有する者。
— とーひー (@toohii01) 2021年3月14日
その条件で別室へと連れて行かれた11人。
この中に「テロリスト」がいる。
それを見つけ出さなければいけない。
これってクローズドサークルでの、犯人探しじゃないか!!!
またまた大好物ううう。 pic.twitter.com/uYIos638nT
とにかく読んでいるのがとてもたのしい小説です。
その楽しさをみなさまも味わっていただきたい。
今回はこのような形で小説を紹介させていただきました。
いかがでしたでしょうか。
ホイじゃ、また。