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Twitter 「名刺代わりの小説10選」 解説

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ちょこっとTwitterをやっています。

読書垢っていうんですか?それで読んだ小説のことをいろいろと投稿しています。

 

世間では「本が売れない」「本を読まない人が増えた」と言われているようですが、

それが嘘ではないかと思えてしまうほどに、みなさんの読書熱に圧倒されております。

 

その中でみんながやっているのが「名刺代わりの小説10選」。

おもしろい試みですよね。

偏っている人がいると思えば、バラバラの人もいて。

 

その中に自分が好きなものがあればうれしいですし、

読んでいないものがあれば、読みたい候補に入れようと思いますし。

本選びの参考になったり、知らなかった作家さんを知ることができます。

 

ぼくも考えて上げてみました。

今回はその解説を書きますね。

 

新世界より 貴志祐介

2008年に発表されて以来、もう5度も読み返しております。

未だにぼくの面白かったベスト3に食い込んでいる作品で、絶対にオススメできます。

詳しくは過去記事。

www.toohii-solo.com

 物語は超能力ものであり、主人公とその幼なじみの成長記録です。

本書は6章の構成になっているのですが、特に3章に当たる「深秋」は

何度読んでも涙してしまいますね。

 

・蜂蜜と遠雷 恩田陸

ここ数年で一番良かった小説です。今ぼくは恩田陸作品をずっと読み続けておりますが、そのきっかけはこの小説です。恩田陸さんの良さを再認識させられました。

詳しくは過去記事。

 

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 ・1Q84 村上春樹

とてもとても有名な小説家ですが、実は苦手でした。

読み始めると寝てしまうからです。

無礼者がっっっ!!! と聞こえてきそうですが、たまたまラジオを聴いていたときに、そのパーソナリティの方も同じことを言っていらっしゃいました。

そういう人は少なからずいるようです。

 

この『1Q84』。当時はあまりの話題性からNHKの『クローズアップ現代』という番組でも特集されたほどの作品なのです。

それがきっかけとなって読んでみる気になったと思うのですが。

読めるかどうか不安でしたので、実は中古で「1」を100円で買ったんです。

で、読み始めたところ・・・・。

一気にその物語の中に引きずり込まれてしまいました。

一行を読んで驚くという経験はこの小説がはじめてじゃなかったかなあと思います。

一行一行、言葉のひとつひとつをこぼさないように丁寧に丁寧に読んだのを覚えています。

あまりにいいので残りの「2」「3」は新刊をすぐに買いました。

全部読むのに1っヶ月はかかったと思います。

それだけの時間を費やす価値は十分にありました。

 

まずは1巻だけでも、手にしてみてください。

 
 現在は文庫で6冊に分けられているみたいですね。
 
今回はまず3冊について語らせていただきました。
つづきは時間に譲りますね。
 
読んでいただきありがとうございました。
 
ホイじゃ、また。