人といると疲れると悩んでいる方
人といると本当に疲れてしまいます。
どうしてなのか。
何かいい対処方法はないのか。
そのあたりのことをネットで探っていたら、
その原因は
「はっきりと自己主張していないから」だそうです。
人付き合いで疲れてしまう人は、
自己主張せず、意見を相手に合わせる傾向にあるそうです。
常に相手に合わせようとするので、気の休まる暇がなく
くたくたに疲れてしまう。
こういう意見をよく目にします。
最近見たのはこの記事。興味のある方はこちらへどうぞ
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人といると疲れる《原因と対処方法》 | 【しあわせ心理学】パンダの温度
でもこれ、ぼくには当てはまらないなと思います。
ぼくは自己主張する方です。
嫌なものは嫌といいます。
先日も休日出勤をいいわたされたのですが、断りました。
先輩があれこれ指示してくるのがうっとおしかったので、
「俺の上司でもないくせに指示してくるな」とはっきりいいました。
(上司も混乱につながるからそれでいいと、ぼくの主張が通りました)
直接いわなくても、態度に出します。
そんなことをすると周りに嫌われるのではと心配される方もいるでしょうが、
正直いいまして、嫌われてもいいと思っています。
かつては、人に嫌われないようにとか、まわりと歩調を合わせてとか、
とにかく合わせようと努力した時期もありました。
でも、あきらめました。
自分には向いていないやり方だと気づいたのです。
嫌われてもいいや
と思っていた方が、気が楽なんです。
ですからとても愛想のいい人を見ると大変だなと思います。
テレビで笑顔を振りまくアイドルや、とても印象のいいタレントを見ると
「無理しているんじゃないか」と心配しています。
でもこれはぼくの勝手な思い込みでした。
その人たちは無理をしているわけではなく、
そうやって人とコミュニケーションをとることで
他人からエネルギーをもらっていたのです。
そのあたりのことを、ぼくはこの本から学びました。
人は二種類いて「外向型」と「内向型」に分けられます。
その二つの違いは「エネルギーを外から得るか、内から得るか」です。
バッテリーの充電方法が違うのです。
つまり、「外向型」の人は他人と話したり、人に囲まれていることで
エネルギーを得る。人と接すれば接するほど元気になっていく。
一方「内向型」の人は、中の世界からエネルギーを得る。
興味は自分の頭の中へと向けられる。
じっくりと考えることができる静かな環境が必要なのです。
人といるとエネルギーをどんどん消費してしまうだけなのです。
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まさしくぼくがこれですね。
人といると話さないどころか、無表情になります。
わざとそうしているのではなくて、
他人といると疲れてしまって、もはや笑顔が出ないといった状態です。
さらに疲れてしまわないようにエネルギーを節約している。
好きでよく見に行っているSNSの人が、
「人との出会いが人としての最大の喜びですよね」と書いていたのを見て
驚いてしまったことがありますが、
7割以上は「外向型」だそうで、そう感じている人の方が圧倒的に多いという
ことでしょうか。
「外向型」と「内向型」は
脳が違うとこの本ではいっています。
人といると疲れるのは、生まれ持ってのものです。
エネルギーの充電方法が違うのです。
「自己主張しないから」ということより、
この方がぼくは納得いきました。
もし、
「人といると疲れる」と悩まれている方がいるのでしたら、
この本を読んでみてください。
チェックリストや、脳のこと、
どうすればもっと心地よく生活できるようになるかの助言も丁寧に書かれています。